EMS（電子機器製造受託サービス）

EMSとは“Electronics Manufacturing Services”の略称で「電子機器受託製造サービス」のことを意味します。 下の図のように、モノづくりにはいくつもの工程があり、通常はお客様側で全てを管理しなければならず、各工程の依頼業者も異なりますので、都度支払いが発生致します。

弊社はお客様製品の要求仕様、生産数量、予算等より最適なパートナー先をコーディネートし、弊社がハブとなって各工程を管理をさせて頂き、完成品としてお客様に納品させて頂きます。ご依頼は全ての工程である必要ありません。不得意とする項目、満足できる仕入先が無いなど、どのフェーズからでも、あるいは「基板部品実装」のみなど1工程だけでも結構です。

開発・製造の流れ

当社の特徴

当社はお客様のモノづくりを支援させて頂く会社であり、製造設備は一切ありません。長年に渡り回路設計や実装技術に携わってきた者がお客様の要求仕様より、ニュートラルなポジションで各工程複数ある専門業者から最適なパートナーを選択し、総合的なマネジメントをさせて頂きます。

お客様の代わりに各業者の選定を行い、生産及び納期管理業務を請け負いますので、各工程ごとの専門知識を補完して「発注金額の妥当性」をご提示いたします。各業者は、モノづくりの価格を熟知している当社には適正価格を提示しますので、低コスト化も実現できます。また、お客様のリソースをコア事業に集中できることもEMS活用の大きな利点の一つとなります。

お客様からご注文書1通いただければ、＜完成品＞にてご提供致します。
例えば、以下のような事でお困りの際はお気軽にご相談下さい。

• 仕入窓口を一本化したい。
• 支払いは製品完成後に纏めたい。
• 人的リソースをコア事業に集中させたい。
• 生産管理の手間を可能な限り無くしたい。
• 海外工場から国内工場に移管したい。
• 部品調達から依頼し、購買業務を軽減したい。

テックフォースでは、過去に培ったノウハウをもとに、製品化実現へ各業者との綿密な打ち合わせをお引き受けさせていただき、お客様の状況や要望に寄り添ったモノづくりのご提案をさせていただきます。

主な実績

回路設計	・通信機器開発 各種無線および有線通信機器開発・設計。 Wi-Fi、Bluetooth、NFCなど様々な規格の無線通信機器開発 ・音声機器開発 パラメトリックスピーカーや音声合成チップを使った機器 音声再生CPUボードなどの幅広い機器の開発 ・電源関連開発 様々な機器の電源部やインバーターなどの開発
ソフトウェア	組み込み、ドライバ、アプリケーション、システムなど OSやハードウェアに問わず様々なソフトウェアの開発
機構設計	製品デザイン、３次元ＣＡＤによる機構設計
基板アートワーク設計	片面から多層（20層以上）基板。超低伝送損失基板の設計。
部品調達	数十社に及ぶ部品商社及びネット販売より調達
基板製造	CEM3、FR4、Megtron6など様々な基材で製造
ハーネス・ケーブル	20社以上の加工先にて製造
３Ｄプリンタ造形	設計・構造確認、製品モックアップ製作
機構部品	樹脂成型、アルミ押出成形、プレス品、板金加工、ゴム成形
基板部品実装	0201チップ搭載、大型基板（1230mm×400mm）実装、クリーンルーム完備
本体組立・検査	精密機器、シールドルーム完備
梱包・取扱説明書	段ボールや化粧箱の設計・製作。取扱説明書の製作と同梱作業。
修理業務	ジャンパ配線、IC交換、FPGAリワーク、業務用掃除ロボットの修理等